【見落としがち】資産はいくらあっても不安は消えないという話

家計管理

こんにちは! よっこ夫です。

今日は、お金の話のなかでも考え方の話を書きます。

よっこ
よっこ

いくら貯まったら安心なの?

よっこ夫
よっこ夫

それ、ずっと考えてた。

よっこ
よっこ

で、答えは出た?

よっこ夫
よっこ夫

出た。金額では安心できない、っていうのが答え。


「100万円あれば」「500万円あれば」

こんなふうに思ったことはないでしょうか。

資産がないときは「100万円あれば安心なのに」

100万円貯まると「500万円あればなあ」

500万円貯まると「1,000万円あれば…」

私はありました。いや、いまもその気持ちは少しあります。


数字は、ただの数字でした

実際にその金額に届いてみると、どうだったか。

安心しませんでした。

そこには、新しい悩みが待っていただけでした。

  • 「この金額で足りるのか」
  • 「教育費が本格化したら消えるのでは」
  • 「老後まで持つのか」

結局、数字はただの数字です。 ある金額に到達しても、別の不安がすぐにやってきます。


目の前のニンジンを、永遠に追いかけている

上を見ればキリがありません。

頑張って目標金額を貯めても、 さらに次の目標金額を追いかけてしまう。

まるで、目の前にぶら下げられたニンジンを永遠に追いかけているような状態です。

走っても走っても、ニンジンは同じ距離だけ前にあります。

よっこ夫
よっこ夫

貯まったら安心すると思ってた。

よっこ
よっこ

しなかったの?

よっこ夫
よっこ夫

一瞬だけね。すぐ次が気になった。

よっこ
よっこ

それ、ずっと続くやつだ。

目の前のニンジンを追いかけ続けた結果、数字は増えたけど、それ以外何も残っていなかった・・・。これは、けっこう残酷な事実だと思います。


不安の正体は、金額ではありませんでした

では、なぜ不安が消えないのか。

我が家が出した答えは、これです。

本当はいくら必要なのかを、自分が知らないから。

ゴールの場所を知らないまま走っているから、 どこまで走っても「まだ足りない」と感じる。

金額が少ないから不安なのではなく、 終わりが見えないから不安だったのだと思います。


だとすれば、やることは決まります

ゴールが分からないことが原因なら、 ゴールを自分で決めればいいということになります。

我が家が取り組んでいるのは、次の4つです。

1. 毎月の収支を黒字にする

まずはここです。

毎月赤字では、何を計算しても意味がありません。 土台づくりです。

我が家がやったのは、固定費の見直しと家計簿でした。 (我が家の家計管理に書いています)

2. キャッシュフロー表を作る

どの時期に、どれくらいお金が出ていくのかを書き出します。

  • 子ども3人の教育費が重なるのはいつか
  • 車の買い替えはいつごろか
  • 住宅の修繕はいつか

漠然と「お金がかかる」と思っているうちは不安ですが、 紙に書き出すと、ただの予定表になります。

ただし、キャッシュフロー表を作るときに注意すべきことがあります。投資のリターンは保守的に見たほうがよいです。株式のリターンは4~5%くらいが現実的なラインです。

3. 必要貯蓄率を計算して実行する

ここが一番大きかったところです。

毎月いくら貯めればいいのかを、自分で計算しました。

計算の過程はこちらの記事に書きましたが、 やっていることは四則演算だけです。

そのうえで、我が家は貯めた一部を、 許容できる範囲で投資にもまわしています。

4. 自己投資を怠らず、収入源を複数もつ

守りだけでは限界があります。

稼ぐ力を増やすことも、不安を減らす手段だと考えています。

収入源がひとつしかない状態は、それ自体が不安の原因になります。

このブログも育てていき、将来的に収入の一部になればと思っています。


5. 生活防衛資金を確保する

老後の計算をする前に、 まず半年〜1年くらい暮らせるお金を、別にしておくことにしました。

理由は単純で、不安の多くは「明日」のことだからです。

老後のことを考えていても、 「急に働けなくなったら」という不安は別にやってきます。

手元にすぐ使えるお金があると、この不安だけは先に消えます。

我が家は生活費の6ヶ月分を貯めています。

6. 「何のために貯めるのか」を決める

これが、いちばん重要だと思います。

目的がないと、金額そのものが目的になってしまいます。 そして金額が目的になると、終わりがありません。

我が家の場合、答えははっきりしています。

FIを達成し畑に出る時間の余裕をつくるため。

本多静六が言う「晴耕雨読」の暮らしを、いつか送りたい。 そのために、今のうちに生活の基盤を安定させておきたい。

目的が決まると、金額は手段になります。 手段なら、満たした時点で考えるのをやめられます。


必要貯蓄率を満たしたら、あとは使っていい

ここが、この記事でいちばん書きたかったことです。

必要貯蓄率を計算すると、 毎月いくら貯めればいいかが決まります。

そして、それを満たしているなら、残りは使っていいお金です。我が家は本多静六が実践した25%貯蓄率を目指していますが、実際に必要貯蓄率は21.5%でした。これより多く貯められたお金は「貯金」でも「投資」でも「娯楽」でも「趣味」でも自由に使えるお金としてプールしておこうと思います。

よっこ
よっこ

使っていいの?

よっこ夫
よっこ夫

いいんだよ。計算上、足りてるんだから。

よっこ
よっこ

なんか、罪悪感があった。

よっこ夫
よっこ夫

それが消えるのが、計算した一番の効果かも。

これは、節約をがんばる話ではありません。

むしろ逆で、安心してお金を使えるようになるという話です。

先日、家族で栗拾いに行って3,000円使いました。 以前なら「使ってしまった」と思ったかもしれません。

でも今は、使っていい分から使っていると分かっています。

この違いが、気持ちの上ではとても大きいです。


まとめ

  • 資産はいくらあっても、それだけでは不安は消えません
  • 不安の正体は、金額ではなくゴールを知らないこと
  • だから、ライフプランを立てて、必要な金額を知る
  • そこから必要貯蓄率が決まる
  • それを満たしていれば、残りは自由に使っていい

ゴールのない貯蓄は、終わらない追いかけっこです。

ゴールのある貯蓄は、現実的な目標になります。

我が家はまだ途中ですが、 計算してからのほうが、明らかに気持ちが軽くなりました。

よっこ
よっこ

計算してよかった?

よっこ夫
よっこ夫

よかった。数字が増えたわけじゃないけどね。

よっこ
よっこ

増えてないのに、安心したんだ。

よっこ夫
よっこ夫

そう。それが答えだと思う。


※この記事は我が家の考え方と実践の記録です。 家計の状況や必要な備えは、ご家庭によって大きく異なります。 投資には元本割れの可能性があり、我が家の方法をすすめるものではありません。 ご判断にあたっては、ご自身で情報をご確認いただくか、 必要に応じて専門家にご相談ください。

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